爪水虫とは
爪水虫とは、水虫と同じように白癬菌と呼ばれる菌が爪の中に侵入してきて起こる爪の病気です。発症部位の多くは足の親指の爪が多く、その症状は様々ですが、爪が白く濁ったり、変形したり、ぼろぼろ欠けたりすることが特徴です。
自覚症状はほとんどありませんが、症状が進んで爪がもろくなってくると、靴を履くときなどに痛みを感じる場合があります。
爪水虫がやっかいな理由は、爪が白癬菌の貯蔵庫となり、菌をまきちらすことで足水虫を繰返す原因となることです。
つまり、足水虫を完治させたとしても、同時に爪水虫を完治させないかぎりいつまでたっても水虫が発生し続けることになります。
感染する爪水虫
爪水虫の菌は他人にも感染します。例えば、家族みんなで使う自宅のバスマットや、スリッパ、その他、ゴルフ場や、フィットネスジム等のお風呂場のバスマットも感染源の一つとなります。
爪水虫は、自分で治せるものではありません。かならず、皮膚科専門医による受診により、根気よく治療することが大切なのです。